トーマイ、10年越しの想い。『「Autensidad(真実)」「Honestidad(誠実)」「Sencillez(シンプル)」メキシコ大地の味を届けるために。』

メキシコの様子

トーマイの誕生と社名の由来

2000年 メキシコ

トーマイは「輸出会社兼アガベシロップ製造メーカー」として、
日本人とメキシコ人の資本によって設立されました。

その頃私たちは、メキシコ中を駆け巡りメキシコ食文化発掘の楽しみに囚われ、
次第にメキシコの豊かな食文化を日本に伝えたいという夢が
大きく拡がっていました。

しかしながら設立当初は苦労の連続。資金繰り、日本市場でのニッチの開拓、
及びメキシコ−日本間の距離が生じさせるコミュニケーションの壁
といった障害に直面し、スタートは夢に描いた通りにはいきませんでした。

それでも、
「雄大な自然と豊かな大地に育まれたメキシコの食文化を日本に伝えたい」
という使命にも似た思いを胸に幾多の困難を乗り越え、
メキシコの主食「トウモロコシ」と日本の主食「米(こめ→マイ)」を組み合わせた
『トーマイ』という会社を設立するに至ったのです。

中でも私たちが潜在的な魅力を感じたのは、テキーラの原料ともなる
リュウゼツラン科アガベ属の多肉植物「アガベ」でした。
アガベから取れる蜜水は栄養的に非常に優れており、
メキシコでは健康食として古来より馴染みの深い植物でした。
アガベの蜜水は採取するとすぐ発酵して変質するため、
なかなか国外へと広まることはありませんでした。
しかし、2000年前後から蜜水をシロップに加工する技術が確立され、
アガベシロップとして海外に輸出することが可能になっていたのです。

加えてアガベシロップは、
・100%植物性天然甘味料で、年齢に関係なく安全に口にすることができる
・白砂糖の1.5倍の甘さがあり、摂取カロリーを抑えることができる
・GI値が白砂糖の約1/3、ハチミツの約1/2と低くヘルシー
という、他の甘味料とくらべても数多くの優れた点がありました。

2003年頃には日本でアガベシロップを販売したいという業者も増え、
私たちは日本への輸出を開始し、日本の輸入代理店を通じて
情報発信を行うなど日本での地位を築いていきました。

トーマイの初めての製品

新たな挑戦・日本 〜小売販売に向けて〜

ほどなくして、私たちの中に「私たち自身の手で直接日本の皆様に
アガベシロップの良さを伝えたい」という思いが募っていきました。

それからというもの、メキシコでアガベシロップに関する書物を読み漁り、
現地の研究者とともに日本人のニーズに合った製品開発を行い、
小売販売に向けての準備を進めていきました。

そこで目標としたのがローシロップの開発でした。

ローシロップの定義である「加熱設定を48℃以下に抑えた熱処理」を行うことで、
酵素やビタミン、ミネラルを効率的に摂取できるようになり、
健康意識の高いお客様を獲得できると考えたのです。

しかし、特殊な処理工程が必要なローシロップは製造コストが高く、商品化は困難でした。

私たちは現地の研究者とともに新たな秘策を求めてアイデアを出し合い、幾度となく試作品を作り、
ついに「シロップをキャラメル化させないストレートタイプ製法」を確立したのです。

無色透明であるアガベシロップは、着色料、保存料、香料、その他甘味料など、混ぜ物を一切加えない
純正アガベシロップの証しとも言えます。

有機栽培ブルーアガベの一番搾りのみを使用し、強い熱処理を行わない
透明のアガベシロップは、他では味わうことのできない
「ブルーアガベ本来の味」と「自然の香り」を楽しむことができました。

何世代にも渡って受け継いできた畑で、ブルーアガベの品質を
守り続けるメキシコの農家の方々。

アガベシロップ開発に携わっていただいた研究者の方々。
その他多くの皆様の力をお借りし、遂に完成したトーマイのアガベシロップ。

リュウゼツランの花を意味する『RYUCA(リュウカ)』という名を冠し、
2006年、日本進出の幕が切って落とされました。

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